若かりしころ、ナオト君という知り合いがいた。

ナオト君は小学校の同級生だった男子によく似ていたことから勝手に親近感を抱いていた(単純)
samune061523

数人のグループで遊んだ帰り、ナオト君は車で全員を家の近くまで送ってくれ残るは私だけとなった。

私達は「まるかちゃん車の免許とらないの~?便利だよ~」
「そうだね~、そろそろ考えてるんだ」などと他愛もない話をしていた。

すると突然ナオト君が

「まるかちゃんって、美容で気になってることとかある?」
と切り出してきた。


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延々と怪しいビジネスの話しをするナオト君

私は「そんなんだ・・」と返すことしか出来ず、そうこうしているうちに家の近くまで着いた。




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突然の告白!!!!

「???」と動揺しながらも(とりあえず降りよう・・・)と車を降り
「・・・ごめん・・気持ちは嬉しいんだけど私、今はそういうこと考えられなくて・・・」

とモゴモゴとお付き合いできない旨を告げた。



すると


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どういうことー・・?!

あれ?私が告白したんだっけ???
んんんーーーー?????

「・・あ、あははは~」
あっけにとられて薄ら笑いを浮かべる私に


「これ!試供品!よかったら使ってみて!マジで天然由来だから!
健康にもいいから!」

とナオト君は、100均で売っているであろう旅行用の小さいシャンプー容器を数個手渡してきた。


家に帰って開けると、中からはよく嗅いだことのある懐かしいシャンプーの匂いがした。



~fin~




断られたのに相手に条件を出すメンタル力!!

あれ?私が告白したんだっけ??なんで条件出されてるの?髪を伸ばす?車の免許をとる???

しかも3つ目の「味噌汁をつくってください」って・・

本当に言う人いるんだ!と、どこからツッコんだらいいのか
頭がついていかず混乱した。

商品については、やたら「天然素材」「健康に良い」というワードを使うけど、どのように良いのかについては一切教えてくれなかった。

そしてめちゃくちゃ嗅いだことのある香りがした・・・・。

世の中には色んな人がいるんだ・・と
今後のために、知り合いに似ているというだけで親近感を持ちすぎてしまうクセは
直そうと思った。

ちなみにナオト君は私の友達にもビジネスの話をしつこくして距離を置かれてしまい、疎遠になりました・・。


おわり